歩合給は仕事を始める前の取り決め事項になりますので、会社側とよく話し合いの上で決めるというのが一般的です。
不動産業界の法人仲介や事業用物件の仲介などは、広告経費がほとんどないので、歩合給も高く設定されています。
よくある完全歩合給契約では、不動産仲介において広告経費を会社側が負担する場合の歩合給率は40%前後で、すべてあなたが負担するということであれば、歩合給率は60%前後になることが多いようです。
もちろん経費のかけ方については、広告の仕方で結果も大きく変わってくるので、事前によく確認した方がいいでしょう。
実際には会社が広告経費を持ってくれるという方が安心して歩合給営業にまい進できるのではないでしょうか?
このような場合に完全歩合給契約の社員に営業をさせるのか、あるいは固定給で働いている社員にセールスをさせるのかと言えば、当然後者になるのが普通です。
何しろ余計な報酬を支払う必要がありません。